20代のキャリアについて思うこと

新卒で入った某メーカーで約３年半営業と営業事務として働いた。のんびりと働いていた。この仕事が自分に合っているとは思えなかった。決まりきったルーティン。私じゃなくてもいい仕事。この会社以外では役立たないであろうスキル。管理職にほぼ女性がいないこと。結婚して子供ができたとしても、働いているイメージが付かなかった。

手に職を付けたいと思い始めたWebデザインの勉強。そもそもパソコンが苦手だった。人よりも優れているとも、絶対にこの仕事がしたいとも思えなかった。半年かけて向いていないことに気が付いた。

してみたかった商品企画の仕事。好きなものを作れるわけではないことを知った。利益やマーケティングなどいろいろなしがらみがあった。

現職は働き始めて５か月。そこそこ向いていると思う。

20代のうちに4つのことを経験した。1社目は社会人としての基本的なスキルが身についた。学校ではパソコンのスキルや、社会人になってからの学ぶ楽しさ、デザインソフトの使い方を知った。2社目では同世代と働く楽しさや、小さい会社だからこその苦労を知った。3社目は特有のスキルを身に付けたいと思う。この仕事がAIに取られることなく続けられるといいなと思う。

1社に長く勤めるのも立派だけれど、向いていること、できることを探し求めるのもいいと思う。